おしらせ

フランス、オクシタニー地方の旅では、思わぬところで日本の野草に似た花が咲いていたり、日本にはない可憐な花々をみたので、ここに載せます。
フランス、オクシタニー地方の旅は忘れへんうちに 旅編に記載しています。

2010/08/19

2日目-2 燕山荘から蛙岩へ 

コマクサの群生
登山道の上斜面
コマクサの群生
登山道の下の斜面
コマクサ
駒草 ケシ科コマクサ属 高428
大きな株は大抵は古い花も付けているが、これは綺麗な花がそろっていた
ソラムキツガザクラ
空向栂桜 ツツジ科ツガザクラ属 高253
イチゴの葉のようなものの花かと思って撮したが、その根元に生えた小さな針葉樹の花だった
ヒメクロマメノキ
姫黒豆の木 ツツジ科スノキ属 高花181
他の植物は濡れていないのに水滴がたくさんついている
コケモモ
苔桃 ツツジ科スノキ属 高275
花だけでなく若い芽も多い
燕岳東斜面のお花畑
雪は東斜面に残る。雪があると周りの気温が低いため、他では終わった花が咲いていたりする。
白い花と黄色い花が群生している
黄色いのはシナノキンバイ
信濃金梅 キンポウゲ科キンバイ属 高457


白い花はハクサンイチゲか
白山一花 キンポウゲ科イチノンソウ属 高446
ハクサンイチゲにしては花が小さい
条線砂礫?
ここは小さな乗越になっていて、西斜面にも日が差していた。登山道の下側が畑のように土と草の縞になっているのが面白い
山が楽しくなる地形と地学』は、凍結破砕作用によって岩が砕かれ、その礫が霜や氷の力で動くことをソリフラクションといいます。
比較的傾斜のあるところに見られるもので、大きな礫(直径5㎝~最大でも10㎝)と、小さな5㎜~1㎝ぐらいの礫が畑のあぜのように、幅20㎝くらいで並んでいるものですという
そうだとすれば、大きな礫のところに草が生えたのだろうか
ハクサンシャクナゲ
白山石楠花 ツツジ科ツツジ属 高246
やっと綺麗な花をアップで撮れた
この区間の山歩き


※参考文献
「山が楽しくなる地形と地学」(広島三朗 1991年 山と渓谷社)