おしらせ

フランス、オクシタニー地方の旅では、思わぬところで日本の野草に似た花が咲いていたり、日本にはない可憐な花々をみたので、ここに載せます。
フランス、オクシタニー地方の旅は忘れへんうちに 旅編に記載しています。

2018/09/20

カオール 2日目の朝散歩で見た花


ヴァラントレ橋を渡ってサンティアゴデコンポステラへの巡礼路は左手から山道となる。
登山道でも花を見つけたが、その道を展望のきくところまで辿っていると、驚くほどいろんな花が咲いていた。

25 オドリコソウの類 シソ科オドリコソウ属 草216
一段に4つほどしか花を付けていないし、葉が小さいが

26 不明
ジキタリス(フォックス・グローブ、キツネノテブクロ)でもなさそう

27 チャセンシダの類 
斜面の日陰にはこんな可愛いシダも。苔も生えていて日本にいるみたい

28 苔の中から出てきたスギの幼木
フランスにもスギゴケがあるのかと思ったけど

29 不明 ベンケイソウ科マンネングサ属のよう
小さいけれど肉厚の葉が互生する
白い花弁に赤いおしべが可愛い

30 不明
これも肉厚の葉だが、ずっと大きい

31 アサツキの類 ヒガンバナ科ネギ属
背が高く大きな球状の花があちらにもこちらにも。
日本のシロウマアサツキよりもイラン北西部のタフテ・スレイマーン遺跡で咲いていたアサツキに似ている。
蕾はやや縦長  

強風が吹かないのか、茎の丈が長い

32 初夏に赤い実を付けた木

33 タムラソウの類 キク科タムラソウ属 草103
アザミに見えたが葉が違う。どうやらタムラソウに近い。
蕾が若い松ぼっくりのようで、そこから出た細い花びらはふわっと外に広がる。
日本のタムラソウはどうだろう。
上から見ると、1枚の細い花弁は5つくらいに分かれていて、横から見るほど本数はない。

34 タイムの群生 シソ科
日本のイブキジャコウソウがこれに似ているという。

35 不明  マメ科
葉は羽団扇のよう
シオガマでもない

36 不明
寒冷地の植物のように、花に綿毛がある

37 不明 マメ科
葉がマメ科のもの。上から見てるので分かりにくいが、横向きの花が5-7個集まっている。

38 不明
綿毛が飛んで細長く星形に張った萼だけが残っている。
中央アジアやイランで見た

39 不明
ピントがほかのものに合ってしまった。

40 小さな白い花の群生
これもマメ科かな

41 ケシ
日本のシラユキゲシに似ているが、葉が全然違う
これがフランスでコクリコ(coquelicot)と呼ばれている花だろうか。

崖からおりてくると白い花の群生があった。
42 ジャーマン・カモミール
日が経つと黄色い蕊が段々盛り上がってくる

3 アズマギクに似た花
トゥールーズでもみかけたが、こちらの方がたくさん咲いていた

     カオール 初日に見た花←      →ブジエで咲いていた花

関連項目
カオールで朝散歩2