おしらせ

久しぶりに記事をアップしています。今回はキルギスで見た、主に高山植物です。
キルギスでは、日本の山々で見られる花々に似たものがたくさん見られ、また、珍しい植物もありました。
キルギスの旅は忘れへんうちに 旅編に記載しています。

2010/08/31

2日目-14 常念小屋

ハクサンオミナエシ
白山女郎花 オミナエシ科 高150
別名コキンレイカ
針葉樹林帯に入る少し前に見つけた。大きな三脚を持って花の写真に凝っている人に聞いたが分からないという
どこかで見たことがあるはず
オヤマソバ
御山蕎麦 タデ科オンタデ属 高503
タデにしては葉も花も小さい
ミヤマコゴメグサ
深山小米草 ゴマノハグサ科コゴメグサ属 高176
このように低くても茎がのびたコゴメグサを見ると、常念山脈で見かけたものはコケコゴメグサだったのだろうと思う
ゴゼンタチバナ
御前橘 ミズキ科ゴゼンタチバナ属 高290
針葉樹林帯で咲いていた
オオバタケシマラン 葉・実
大葉竹縞蘭 ユリ科タケシマラン属 高569
小さな個体がいくつかあったが、葉がタケシマランよりも広い
赤い実が左上に転がっている
マイヅルソウ
舞鶴草 ユリ科マイヅルソウ属 高571
合戦尾根では花は終わっていたが、ここで咲いているのを発見 
カラマツ
落葉松 マツ科カラマツ属 高644
這っているもの、風衝木とが同じ所にあった
その前の群生はタデの類
キバナノコマノツメ
黄花の駒の爪 スミレ科スミレ属 高315
葉はたくさんあるのに花は2つだけ
ヤマハハコ
山母子 キク科ヤマハハコ属 高78
常念小屋の前の石段の脇に咲いていた
右はミヤマアキノキリンソウ
この区間の山歩き

2010/08/30

2日目-13 横通岳

コバノコゴメグサ 群生
小葉の小米草 ゴマノハグサ科コゴメグサ属 高177
ソリフラクションの終わった岩礫斜面では植物が育つようになるらしい(『山が楽しくなる地形と地学』より)。いままで見てきたコケコゴメグサではなく、多少とも茎の伸びたコバノコゴメグサが石の間を埋めていた
カラマツ
落葉松 マツ科カラマツ属 高644
カラマツに似た草かと思って撮ったが、「ハイカラマツ」らしい
コマクサ
駒草 ケシ科コマクサ属 高428
花崗岩の風化した砂礫の傾斜地というのがコマクサの育つ環境らしい(『山が楽しくなる地形と地学』より)が、またかと思うほどあちこちに咲いていた
この区間の山歩き


※参考文献
「山が楽しくなる地形と地学」(広島三朗 1991年 山と渓谷社)

2010/08/29

2日目-12 東天井岳の西斜面から南斜面へ

コマクサ
駒草 ケシ科コマクサ属 高428
砂礫地ではなく岩礫地に咲くコマクサの群落
コマクサとイワツメグサ
他の植物と一緒に育たないと思っていたコマクサがイワツメグサと共に雨風をよけているようだ。花が首を伸ばして日を浴びている
カラマツ
落葉松 マツ科カラマツ属 高644
『日本の高山植物』は、森林限界付近や風衝地では幹がねじれ、低木状になるというが、這っているものも時々見かけた
アオノツガザクラ
青の栂桜 ツツジ科ツガザクラ属 高256
西斜面から南斜面へ入ったところに群落があった
シナノキンバイ
信濃金梅 キンポウゲ科キンバイソウ属 高457
シナノキンバイとハクサンイチゲの大群落
南斜面に入って間もなく、カメラで捉えきれないほど広範囲に咲いているのを見つけた
ハクサンイチゲ
白山一花 キンポウゲ科イチリンソウ属 高446
ちょうど見頃
形の整ったものはこのように中央に大きく一輪、むその両側に小さめに一対咲くようだ
ハイマツ
這松 マツ科マツ属 高642
昔は海原のように風になびくハイマツ大群落だったが、ハイマツが弱っているのか全体に枯れた葉が目立つ。その間のシャクナゲは元気に枝を張り、この斜面の主になろうとしているのか
ハクサンシャクナゲ
白山石楠花 ツツジ科ツツジ属 高246 
花をアップで写すとかなりの確率で虫がいる
コケコゴメグサ
苔小米草 ゴマノハグサ科コゴメグサ属 高177
見ればみるほど常念山脈に生育するのは北アルプスにはないはずのコケコゴメグサだ
シナノオトギリ
信濃弟切 オトギリソウ科オトギリソウ属 高330
珍しく見つけたオトギリソウは結構大きな株だった
この区間の山歩き

2010/08/28

2日目-11 大天井の長い尾根

ミヤマキンバイ
深山金梅 バラ科キジムシロ属 高362
花が葉の周りに首を伸ばして光を浴びたがっているようだ
イワスゲ
岩菅 カヤツリグサ科スゲ属高592
目立たないがこれも花
大天荘付近はこのように小さな草のコロニーがりがポツポツあり、いろんな花が咲いていた
イワツメクサ 
岩爪草 ナデシコ科ハコベ属 高490
花弁は5枚で深く2裂する花だった
これはかなり大きなコロニー。こんなに小さな葉と花の植物が大群落を作っているのが面白かった
手の影が入って残念
タカネツメクサ
高嶺爪草 ナデシコ科タカネツメクサ属 高480
花弁は長さ8-9㎜で先端に細かい鋸歯があるというが、ギザギザは見えなかった
ミヤマツメクサ
深山爪草 ナデシコ科タカネツメクサ科 高483
タカネツメクサよりも花弁が広く、葉が短い
ミヤマツメクサの群落
中央の石を三角に取り囲んでいるのが面白かった
キバナノコマノツメ
黄花の駒の爪 スミレ科スミレ属 高315
花弁が細いので見分けやすい
駒の爪に似ているのは葉か花か
砂礫の斜面にコマクサのように離れて群生している
と思ったら、コマクサもあった
チシマギキョウ
千島桔梗 キキョウ科ホタルブクロ属 高140
蕾ばかりの若い群落
ハクサンシャクナゲ
白山石楠花 ツツジ科ツツジ属 高246
キバナシャクナゲを見たかったが、これは白かった 
チングルマ 群生
稚児車 バラ科チングルマ属 高372
大天井岳の南面に大群落があった
イワベンケイ
岩弁慶 ベンケイソウ科ベンケイソウ属 高409
葉が分厚い、面白い植物
オヤマソバ
御山蕎麦 タデ科オンタデ属 高502
小さな葉のタデと思って撮った
コケコゴメグサ
苔小米草 ゴマノハグサ科コゴメグサ属 高177
中央アルプス特産ということだが、葉も茎も見えない
ウラシマツツジ 葉
裏縞躑躅 ツツジ科ウラシマツツジ属
真っ赤に紅葉したところが見たい
この区間の山歩き

2010/08/26

2日目-9 大天荘から大天井頂上へ

アオノツガザクラ
青の栂桜 ツツジ科ツガザクラ属 高256
ここでも少しだけツガザクラが咲いていた
ピンクのものはコイワカガミ
チングルマ
稚児車 バラ科チングルマ属 高372
ちょうど満開になった頃の花が多かった
タカネヤハズハハコ
高嶺矢筈母子 キク科ヤマハハコ属 高79
白っぽいものが多かったが、ここのはピンク
タカネツメクサ
高嶺爪草 ナデシコ科タカネツメクサ属 高480
砂礫の稜線ではこのような小さな白い花が多い
葉は細くて短いので目立たない。マイヅルソウの丸い葉から出た花のようだ
石英の結晶?
登山道をなす石にあった
この区間の山歩き

2010/08/25

2日目-8 分岐より大天荘へ

気がつかなかっただけだろうが、この斜面ではチングルマだけが咲いていた。


チングルマ 群生
稚児車 バラ科チングルマ属 高372
中程で見つけた。合戦尾根の頭から燕山荘までにも見かけたが、少しずつばらばらに咲いていた。このように群れで撮れたのはここだけ
この区間の山歩き

2010/08/24

2日目-7 大天井の分岐へ2

コバイケイソウ
小梅蕙草 ユリ科シュロソウ属 高555
まだ蕾だった。数本生えていたが、花を付けているのはこれだけ

ツマトリソウ
端取草 サクラソウ科ツマトリソウ属 高235
群生とはいかないまでも、複数咲いているのをやっと見つけた。蕾もある


ネバリノギラン 蕾
粘り芒蘭 ユリ科ソクシンラン属 高576
今回見つけたネバリノギランはどれも蕾ばかり

ハクサンボウフウ
白山防風 セリ科カワラボウフウ属 高306
大群落というほどではないが、たくさん咲いている

写真を撮っても葉がわからないことが多いが、これはよくわかる
カラマツソウ
唐松草 キンポウゲ科カラマツソウ属 高440
開きかけたばかりの若い花

イワツメクサ
岩爪草 ナデシコ科ハコベ属 高490
何とか光を浴びようと茎を伸ばしているようだ
花びらは10枚ではなく、5枚で深く2裂するという。
よく見ると2つずつくっついているが、中には半枚ずつバラバラになったものもある
コケコゴメグサ
苔小米草 ゴマノハグサ科コゴメグサ属 高177
中央アルプスの高山帯の風衝草原に特産するというが、ミヤマコゴメグサやコバノコゴメグサのように茎が伸びず、地を這っているようなのでコケにした
チシマギキョウ
千島桔梗 キキョウ科ホタルブクロ属 高140
近くで咲いているので撮りやすくなった
ミヤマダイコンソウ
深山大根草 バラ科ミヤマダイコンソウ属 高368
やっときれいな花弁を見つけた
下のコメツブのように小さな葉はイワウメ。花が終わっていて残念。御嶽山で咲いていたイワウメはこちら
シロウマオウギ
白馬黄耆 マメ科ゲンゲ属  高346
切通岩から分岐の途中に見つけ、あわてて撮ったらピンぼけだった
葉が細く尖っているが、シロウマオヤマノエンドウにしては蕾が小さいのでシロウマオウギにしたが、双方とも北アルプス南部には咲かないらしい。なんの花だろう
この区間の山歩き