キルギスの主に高山植物の花を掲載しています。名前の分からないものがほとんどでした。
また、ほぼ日本で咲く花の図鑑を参考にしているため、名称を書いているものも、そのような花の種類程度のものです。
また、幾種類の花を見たのかを確かめるために、番号をつけています。ときどき若い番号になっているものは、前にも見た花です。
120 イブキトラノオ(伊吹虎の尾) タデ科イブキトラノオ属 高506 Bistorta major var. japonica
日本のものよりも花序が短い
121 ムカゴトラノオ(零余子虎の尾) タデ科イブキトラノオ属 高508 Bistorta vivipara
日本のものによく似ている
122 コウリンタンポポ キク科ミヤマコウゾリナ属 ヨーロッパ原産の帰化植物 野111 Hieracium aurantiacum
帰化植物だったとは知らなかった
濃い柿色という独特の色をしたキク科の花
図鑑では知っていたが、見るのは初めて
123 レブンキンバイソウ(礼文金梅草) キンポウゲ科キンバイソウ属 高459 Trollius ledebouri
同じ花のように見えても、花びらの数が違っていたりする。シナノキンバイかと思って見ていた
同じ種類?
オシベの数やメシベが違う
124 シナノキンバイ(信濃金梅) キンポウゲ科キンバイソウ属 高457 Trillius riederianus var. japonicus
シナノキンバイは一重の花
日本の花はオシベがもっと多い
125 リュウキンカ(立金花)の類 キンポウゲ科リュウキンカ属 高460 Caltha palustris
126 不明
バラ科やキンポウゲ科のキンバイとは葉が異なる
花弁は5枚
127 シオガマの白花種 ゴマノハグサ科シオガマギク属 高180 Pedicularis chamissonis var. japonica
こんなに背の高いシオガマは日本にはないのでは。葉はヨツバシオガマのように4枚が輪生してはおらず、1枚ずつ間隔をあけて互生している。
クチバシのような花の先を確認するまではシオガマの仲間だとは思わなかった
紫の蕾なのに、白い花冠とクリーム色のとがった上唇
日本の花は四葉が花柄の上の方にあってすぐにわかるのだが
128 トモエシオガマの白花種? 高182 Pedicularis resupinata var. caespitosa
日本の花はもう少し間隔がある
129 クモマミミナグサ ナデシコ科ミミナグサ属 ハンディ347 Cerastium rubescens var. bifidum
日本のものよりも葉が広いが
花弁の下の方は透明なのか、青っぽいのか
ぶれてしまったが同じ種かな?
130 不明 マメ科
地面すれすれに花を咲かせる
131 不明 マメ科
132 不明 マメ科
マメ科でも葉はさまざま
黄色いだけでなく、白い部分もある
133 不明 やっぱりマメ科?
134 不明 マメ科
135 ミヤマウツボグサ(深山靫草) シソ科ウツボグサ属 高191 Prunella vulgaris var. aleutica
低く小さな花
庭で咲いていたウツボグサ
実際はもっと青っぽい。葉は日本のものの方が固そう
136 タカネキタアザミ(高嶺北薊) キク科トウヒレン属 高122 Saussurea f. imperialis
タカネキタアザミよりも幅の広い葉
寒いところの植物らしく、蕾?開花した花?が綿に覆われている。
137 ナンブイヌナズナに似る アブラナ科イヌナズナ属 高419 Draba japonica
蕾の集まりのまわりに開いた四弁花が並ぶ。
ナンブイヌナズナは花弁が広い。こんな風に咲き始めるのかどうか不明
138 カモミールの高山種?
あまり高くならない。花びらが大きさや開き方がバラバラ
139 白いマメ科の花
140 エゾヒメクワガタ(蝦夷姫鍬形) ゴマノハグサ科クワガタソウ属 高175 Veronica stelleri var. iongistyla
141 カラマツソウ キンポウゲ科カラマツソウ属 高440 Thalictrum aquilegifolium var. intermedium
木陰にはカラマツソウの群生
花はもう散ってしまったようだが、葉でわかる
→カラコルスキー場に咲いていた花2
関連項目
カラコルスキー場でフラワーウォーキング
※参考文献
「山渓カラー名鑑 日本の高山植物」 豊国秀夫編 1988年 山と渓谷社
「山渓カラー名鑑 日本の野草」 林弥栄 1983年 山と渓谷社
「山渓ハンディ図鑑8 高山に咲く花」 清水建美編 2002年 山と渓谷社
添乗員金子氏の旅日記
「トルコの花」 岡田季代子 2008年 パレード