- イワギキョウ
イワギキョウもチシマギキョウも、他の山では稜線の砂礫地に咲いていたように思う
クルマユリは見つけた時はいつも思っていたより小さいなと感じる花だが、ここのは立派だった。蕾だけ見つけると花の割に大きな蕾だなという印象を受けるのだが、このように両方ある株を見ることは少ない。同時に見ると、こんなもんかなという蕾の大きさだった
車百合、ユリ科ユリ属
御前荘と隣の小屋の間はかなり広いが、そこもお花畑である。7月の連休はまだ梅雨が明ける前。その頃にはここに何の花があっただろう?ベニバナイチゴの紅い花が終わりかけていたのは覚えている
こんなにイブキトラノオが豊富な山は白山だけかも。昔行った伊吹山はガスに覆われていてよく覚えていない雪渓が小さくなっていたのも驚きだったが、昔室堂まで登ってはきたものの、足の付け根が痛くなって頂上まで登れなかった。その時は昔山男が頂上に登っている間に室堂山荘の周りで花を撮っていた。その時の写真が出てきたので、おまけに添付します。それは93年8月13日のことでした。
- ミヤマクロユリ
深山黒百合、ユリ科バイモ属。ミヤマクロユリを初めて見た。写っているのはひしゃがった花が多いが、記憶では満開でみんなふっくら咲いていた
こんなにいろんな花が咲いていた14年前
青の栂桜、ツツジ科ツガザクラ属。今回ツガザクラは花のないものはたくさん見た。昔は8月中旬でも咲いていたのに、今ではもう花が終わっているのだろうか。しかし、種も見なかった
白山小桜、サクラソウ科。いっしょに咲いているのはミヤマキンバイだろうかこのように、14年の間に、室堂の周辺にあった雪渓がどんどん小さくなって、室堂の温度が上昇し、以前はお盆の頃にも咲いていた花がとっくに咲き終わっている。あるいは消えているのだった。
この区間の山歩き
※参考文献「山渓カラー名鑑 日本の高山植物」(1988年 山と渓谷社)